2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

安近短の旅 ~前編~   Hogarth's House  

   今回の旅は ロンドンの南西郊外

District lineの”Turnham Green”から 徒歩10分ほどの

Hogarth’s House(ホガース ハウス)と Chiewick House。

前編は ホガース ハウスのご紹介です。

William Hogarth (ウィリアム ホガース 1697年~1764年)はロココの英国画家。

街角に建てられた銅像
除幕式にはなんと ホックニーが式典に招かれたそうです。
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英国ではながらく 絵画不毛の時代が続いていましたが 

ロココ様式になりやっと英国独自の絵画が生まれ 

その一端を担ったのがホガース。

特に当時の世相を痛烈に風刺したシリーズ

”当世風の結婚”が有名。

政略結婚で 愛情のない生活をを続ける上流階級の夫婦。

その不幸な結末を辛辣に描いています。

それ以外にも ”娼婦一代”   ”放蕩息子一代”などが残されています。

なんだか 江戸時代の井原 西鶴の世界ですね。

江戸の町人文化も 市井の人々の生態(?)をいきいきと 描くことで

文化が花開いたように 

ホガースも辛辣な観察眼を通して 

当時の英国の人々の生活も文化にもなりうると

気がついたのかもしれないです。

彼の銅版画に微細に描かれた 人物や事物には

様々な意味合いも含ませていたので

”読む絵画”として 人々の人気を博していたのだそうです。

マンガの走りかもしれませんね、

う~ん こういう経緯からも 日本の浮世絵との共通性が

浮き彫りになります。

なかなか 面白いテーマかもしれません。




このサマー ハウスはロンドンのひどい喧騒と 

臭気(!)を逃れるための こじんまりした別荘。

          建物入口
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裏庭より 建物の前景
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部屋のいたるところに ホガースの版画が展示されていてます。
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部屋のサイズも現在と比べ物にならないくらい 小さいし

驚くほど質素です。
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ホガースは芸術家でありながら 商才もあったようで

シリーズの絵を競売にかけて 値段を釣り上げて ブームをつくり

その絵をもとにした銅板画の予約も受けていたそう。

また 同時に自分の絵のコピーが出回るや

議会に働きかけて 著作権法を制定させるなど

政治的な手腕もあったようです。

ただの 芸術バカじゃ なかったんですね~



2月4日
売り為替
米ドル  107.83
ユーロ  159.65
英ポンド 214.12

日経平均 13,859.70 (+362.54)
2月5日は スーパー チューズデイですね。
というか共和党って 完全に蚊帳の外
オバマさんの応援演説に 
なんとシュワルツネッガー州知事夫人(JFKの姪)が出ていたそう。
おいおい シュワルツネッガーって共和党じゃん。
民主党の応援なんかしてて良いのかしら?
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by ruchikald | 2008-02-05 09:46 | 歴史