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2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

郵便の行方

 さて 本日も てくてくと買い物に出掛けていて 

教会の前でみかけた風景
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最初は粗大ゴミ置き場かと思いましたが

どうやら クリスマス・ツリーの特設売り場みたいです。

なんとも 無造作でキリスト様のバチがあたらないか

不安になりました。



 ところで やあああああっとこさ 銀行のカードができました。

ネガティブな事は言いたくないけど

あまりのオペレーション能力の低さに驚きます。

もしかしたら 私達は東洋系のテロリストと疑われて

郵便物をトレースされてんじゃないか?と

本気で心配になりました。

あのアメリカだって ここまでひどくなかったわ。

だって 口座開設したの1ヶ月前ですよ・・・・遅すぎ。

それに郵送先は ダンさん会社に指定したのに

滞在していたホテルの住所になっていたため

カードが紛失してて再発行。

英国では郵便物がしょっちゅう紛失するらしく

こんな調子で社会が機能しているのが 

本当に信じられませんことよ。

日本の社会って事務処理能力が 本当に高いんだなあと

あらためて感心しました。

ちゃんとしているから みんなピリピリしているんだけどね。

ああ いかん また文句を言いたくなったので 

先日出掛けたロイヤル・フェスティバル・ホールの話題に変えます。
郵便の行方_c0139972_2142465.jpg


帝王ムーティー様の指揮 ラドゥ・ルプーのピアノで

フィルハーモニア オーケストラを聴きに行きました

ラドゥ・ルプーのシューマンのピアノ協奏曲は

とても繊細な演奏でした。 

まるで水彩画のような 静かなピアノだったので

さすがのムーティー様も 彼に敬意を表してか

オーケストラの音を最大限にコントロールしていました。

休憩をはさんで ムソルグスキーの”展覧会の絵”

もうムーティーのカリスマ性が炸裂しつつも

オーケストラはクールに応えるといった様子。

上手く言葉にできないけど 

音に霧がかかっているというか 余韻を残す演奏は

ヨーロッパの音がしました。

すべからく この曖昧模糊というのが ヨーロッパなんでしょうなあ

良くも悪くも マイペースで・・・・

でも 郵便物はちゃんと届けて欲しい(しつこい)

観客できていたピアニストの内田 光子さんを発見!

同業者ならば

”あら 私だったらここは こういう風に弾くわ~”とか

” ふふふ ミスタッチが多いわねえ”とか

考えて純粋に音楽を楽しめないのでは?と

心配になります。

いや 別に私に心配されなくても

十分世界的に活躍されているので余計なお世話だと思うんですが。。。

どう思っていらっしゃるか 気になるの。

そういえば NYで内田さんのピアノリサイタルを聴きに行き

演奏後のサイン会で

私達前列の 日本人の方には

”こんにちわ”って声をかけていたのに

おずおずCDを差し出した私達に向かって 明るく

”Hello!”って声をかけてくださった内田さん。

やっぱり 日本人に見えないのかな?

ご存知のように私達は

日本人離れした彫りの深さとかには 程遠いので

多分 洗練されてないという意味で

日本人に見えなかった様子。

やっぱり 東洋系テロリストに間違われたんだわ・・・

だから 郵便物が・・・・(って しつこすぎ)
by ruchikald | 2007-12-04 16:34 | Art