2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

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ウォーリック城

 イギリスは ロンドンの郊外が面白い!

車で1時間も走れば 貴族のマナーハウスや 昔の面影を残した可愛らしい村

訪れることができます。

普段は まったくもってイライラする日常生活の不便さも

どこかに吹っ飛んでしまうぐらい 魅力に溢れているんですよね。

便利で簡単 だけど薄っぺらい文化になれている私としては

悔しいけど ちょび~っとずつ イギリスが好きになっていきます。

まあ また日常に戻れば 呆れることだらけなんですがね・・・

これから 今までに訪れたイギリスの田舎を

ご紹介していきたいと思います。




2月の中旬に

シェークスピアゆかりのストラットフォード アポン エイヴォンと

オックスフォードを訪ねました。

ロンドンから A40(高速道路)でオックスフォードに向かう途中

エイヴォン川沿いの立つウォーリック城へ 寄り道。

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ウォーリック城の起源は 914年に アルフレッド大王の娘エセルフリーダが 

デーン人の侵略を防ぐために造られた要塞で

その後 増改築が繰り返されて 堅牢な外観のお城が築き上げられました。
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14世紀以降 代々のウォーリック伯爵が城を引き継いでいきましたが

現在はマダム タッソーの蝋人形館でおなじみのタッソーグループが経営しています。
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狭い階段を上ると 石を高く積み上げた塔に上がれ

高いところから 地形を望むことができます。

エイヴォン河の蛇行している部分を 自然の要塞とし

小高くなった丘をうまく利用し 敵の攻撃をいち早く察知していたのでしょう。
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中世そのままの風景
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お約束の地下牢もあり
捕虜を釣り上げて 朽落ちるまで放っておいたという拷問器具
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タッソーグループが作った蝋人形で 

15世紀の ウォーリック伯爵と 戦いに備える人々の姿

また

デイジーという愛称のウォーリック伯爵夫人の

週末のパーティーに訪れた19世紀末の貴族の様子など

ウォーリック城の時代の変遷を垣間見ることができます。

( これは ちょっと俗っぽいけど 結構よくできてますわ

  若き日のチャーチルも城を訪れていたそう )



それにしても 貴族って 現在何人ぐらいるんでしょうか?

英国経済の見えない資産の大部分をこの層が握っているんでしょうかね?

いやいや 実はどこも懐事情はかなり厳しくって

このお城のように エンターテイメント会社に売却したいたいんでしょうが・・・・

う~ん 知りたい

なにせ 身近にそういうやんごとない方がおりませんので

想像の範疇を出ることができませんわ。



グレイトホール
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WARWICK CASTLE
WARWICK CV34 4QU
(0870) 442-2000

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by ruchikald | 2009-06-29 20:21 |
   以前から行ってみたいと思っていた ”旧手術博物館”へ

1822年 ジョージ4世の時代

当時 医療の最先端施設として開設されました。


入口は ドクロのモチーフ
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妖しげで 人目をさけるような狭い階段を上がると 受付。

さらに受付横の階段をすり抜けると 

ロンドンの裏社会が再現されたような展示室へ導かれます。

霧と闇の古のロンドンへ タイムスリップしたような

錯覚を覚えます。



さまざまな薬草も展示されいていました。
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他にも 見学者がいたはずなのに 気がつくと

私ひとりっきり・・・・ 急に背筋がぞおおおおお

振り返ると 黒い人影

         ひゃあああああああ

当時の医者を模したマネキンでした。






慌てて 別室へ

こちらは 医学生のための公開用の手術室です。

手術の様子を 閲覧できるようにギャラリー様式になっており

まるで 大学の小講義ホールのようです。
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当時 まだ手術の技術は完成されていないばかりか

麻酔や消毒が十分でないままに手術が行われていたそうです。

当然 生存率はかなり低く 本当に生体実験ですね。

おそろしや

1862年 ナイチンゲールによって閉鎖されたそうです。

一味違った ロンドン観光にいかがですか?

The Old Operating Theatre Museum
9a St. Thomas St.
( 最寄駅は London Bridge Station)
開館 10:30- 17:00
休   12月25日~1月5日
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by ruchikald | 2009-06-23 04:19 | 歴史

ピクニックへ 行こう

   皆様 ご無沙汰しておりますが いかがおすごしですか?

私  野獣です。

先日 虫歯になって 顔が腫れあがって 

2本も歯を抜きましたけど 相変わらず 元気です。

歯を抜いたばかりで 止血用に ハンカチで縛っていました。
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 今日は とっても良いお天気だったので

ママと 近くのマナーハウス(貴族の荘園)のお庭にピクニックに行きました。
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ここは 薔薇園があるから

ママは楽しみにしていたみたいだけど

ちょっと もうシーズンが終わりだったのか

かなり散っていたみたい。

それでも 飽きもせず 何枚もお花の写真をとっていたの。
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そのうち ”野獣ちゃーん ほら こっち向いて 可愛いわー”とか

面倒臭い事を言い始めて もう うんざり。

おやつをくれることを 条件に何度か カメラの前でポーズ。
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お花なんて お腹の足しになりゃしないのにね・・・





しばらくしたら 気が済んだのか

今度は木陰の傍に 敷物をしいて

私をほったらかして 本を読み始めたの。

もうー つまんないよおおおお

わんわん お腹すいたよー

散々 吠えてみたら

しめしめ またおやつをせしめることができました。

あらら お腹がいっぱいになったら

今度は 目がとろ~んとしてきちゃった。
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眠くなってきたので

皆様 ちょっと失礼して お昼寝しますわね。




素敵な青空
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こんな陽気は めったにありません。

天気の良い日は みんな 一斉に公園に出かけて 

のんびりピクニック三昧です。

これが イギリス流 休日の過ごし方ですね。
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by ruchikald | 2009-06-15 05:18 | 遊び

イギリス 貴族の館

    長かった冬 家の中に閉じこもっていた人たちは 

春の訪れとともに 活動的になってきます。

そして 5月、 6月はイギリスの国花である薔薇が美しく咲き誇る季節になると

さらに積極的に 国内旅行に出かけます。

私たちも その例にもれず

寸暇を惜しんで 郊外を訪れ

イギリスの国内の良いところを御紹介したいと思います。

といいますのも ロンドンから少し足を伸ばせば 

今でも貴族の館が点在しており

一般に公開されています。

これは本物のセレブの生活を垣間見る 絶好のチャンス!






ロンドン 北の郊外には エリザベス1世にゆかりが深い

ハットフィールド ハウス ( Hatfield House )があります。

ソールズベリー公爵夫人が

屋敷に残された文献をもとに  17世紀のイングリッシュ ガーデンを再現されたそう。

素朴な景観のお庭は 多くの観光客をひきつけています。


オールド パレス・・・ エリザベス1世が幼少のころ
生活していた場所
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クラシカルな薔薇
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奥ゆかしい雰囲気の古色蒼然とした 貴族のお屋敷

とても落ち着いた気分で拝観する事ができました。






ところ変わって 

ベッドフォード伯爵の館 ウバーン アビー( Woburn Abbey)は

12世紀にさかのぼります。

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このお城は 広大な敷地に 放し飼いにされた鹿が ゆうゆうと草をはむ

日本人には信じられないスケール。

それぞれの部屋は 素晴らしく豪華でいながら シック。

驚くべきことに 代々の王や女王が宿泊する専用の間まで

あるのですよ!

そして家宝も想像を絶するものばかりで

ベラスケスや バン ダイクの肉筆油絵

24枚のカナレットのベネチアの風景画

中国や日本から輸入された陶磁器

華麗なマイセンやセーブル 

金 銀製の食器は ただ溜息がでるばかり。


 異色なのは戦争当時は 屋敷の一角を

負傷兵を収容する施設として開放していたこと。

The flying duchess(空飛ぶ公爵夫人)と呼ばれていた11代公爵夫人は

自ら 看護婦として患者の治療に当たっていたそうです。

非常に機知にとんだ女性だったようで 自分で飛行機を

操縦していたので  ユニークなあだ名がついたようです。

貴族といえども 社会的な貢献を忘れないという美談だと思いました。

そして脈々と続いた家系と 栄華をしのばせる館を維持するために

貴族といえども あぐらをかいているわけにはいません。

しっかりビジネスにも力をいれなければ やっていけませんからね。

こちらのカフェテリアでは £10とお手頃価格で

アフタヌーンティを楽しむことができます。

案内によると 1843年 イギリスで初めて

この館でアフタヌーン ティをたしなむようになり

みるみる広がっていったそうです。

私たちは閉館 間近だったので注文できませんでしたが

もし 機会がありましたら ぜひ試してみてください。
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by ruchikald | 2009-06-11 04:28 |