2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

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フィレンツェ

英国で外食していると 
この値段で このレベル?という店がほとんどで がっかりすることが多く
全く期待していません。
それなら 自分で作った方が何倍も美味しく 安上がりなので
外食がほどんとなくなりました。
もちろん お財布には優しいけど 
自分でつくって 食べて 片付けの繰り返しって 
なんだかむなしいんですよね~
( 今は専業主婦で これが仕事だから 文句言えないけど )


という訳で 今回の旅行の もう一つのテーマは
”美味しい物&トスカーナワイン”を堪能する! でした。


2日目に 電話で予約(英語可) 
変わった料理を出すので有名なイル・チブレオへ
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      Cibreo
住所 Via A. del Verrocchio 8r
電話番号 055-2341100


夜7時に予約を取り 席に着いた時はガラガラでしたが 
8時を過ぎると 満席状態なので 要予約です。
定番のメニューはなく 
日本人女性のスタッフが本日用意できる料理を説明してくださいます。
ファースト( 前菜にあたりるコース)からスープか パスタ
セコンド (メイン料理コース)から それぞれ一品ずつチョイス



前菜の盛り合わせ
奥から トリッパ(牛の胃袋)の柔らか煮込み、 
ニンジン、ズッキーニ、豆のマリネ 
野菜もちゃんと歯ごたえが残っていて美味しい!
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左は チーズ風味のスフレ、
右はガスパチョ風のゼリー これが絶品でした
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ダンさんのファーストは ショート・パスタのボロネーゼ 
うん これは普通のミートソース
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私は この店の名物 黄色パプリカのスープ
優しい味で 美味。
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そして ダンさんのメインは 話題の”仔牛の脳みそのホイル蒸し”
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この日は ”スペーコラ(人体の蝋人形標本の博物館)”に
行ったばかりなのに・・・
まあ 脳はタンパク質の塊ですからね 気にしない 気にしない。
塩・こしょうだけでシンプルに調理していて
見た目は そのまま”脳みそ”でグロテスクですが
白子のような とろろんっとした感触です。 
冷酒に合いそう
我が家は二人とも狂牛病間違いなしですね~


私は 鶏の首に 牛のミンチをつめて燻製にしたもの
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いわば ソーセージなんですが ちょっと臭みがあり。
オプションとして鶏の頭が 添えられます。 
可哀想だけど  詰め物は 薄くスライスされて鳥の羽をかたどっています。
遊び心満載で 可愛かった・・・

そして ソムリエにお願いして トスカーナらしいワインを
選んでいただきました。
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軽めながら 渋みがきいて ドライな印象

この時点で ちょっと物足りなかったので
食後のチーズを4種類ほど 注文。
ああ 体に悪いものって どうしてこんなに美味しいんでしょうか?
二人で チップ込みで 200ユーロくらい
ここは他では なかなか味わえない珍し物尽くし。 
フィレンツェの土産話に是非!



3日目は ぐっと庶民的な ドォーモ近くのトスカーナ料理の店へ
こちらも当日 予約しておきました。(英語可)


パオリ
住所:VIA DEI TAVOLINI 12R, FLORENCE, ITALY
TEL:(055)216215 

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以前は修道院だった建物を利用し
店内の壁に フレスコ画が描かれています。
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フィンレンツェにいる!というムード満点 そして料理はカジュアルです。
観光客で 常に満席状態
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前菜
白いんげんの煮物に ツナと長ネギをトッピングしたもの
基本は塩味のシンプルな味
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カルボナーラ
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あっさりしていますが 絶妙な味のバランス
パスタは アルデンテではありませんが もっちりして
ソースによく絡んで 庶民的な感じ。

フィレンツェ名物の Tボーンステーキ1kgを二人でシェア
(1kgで 44ユーロ)
表面は かりっと炭焼き風で香ばしく 塩・こしょう・レモンだけで味付けしているので
お肉の味が ワイルドでしっかり。
中身はレアですが ちゃんと熱が通っています。

ウェイターさんが 目の前でカットして取り分けてくれます。
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骨付きなので 肉は実際は1kg未満でも
ちゃんと完食できるか ちょっと心配になりましたが
心配には及ばず 二人で1kg 余裕で食べてしまいました・・・・

そして 今回は しっかりお肉と合うように
カベルネ・ソーヴィニヨンのトスカーナ・ワインを選びました。
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トスカーナというよりは ナパ・ワインのように 果実味が深く ちょっと甘め。
でも香り高く美味しかったです。



フィレンツェで食べた料理は 街の普通のトラットリオでも
塩味はほどほどで 素材の良さが利いて
外れがありませんでした。
さすが 食べることが大好きなイタリア人 本当に脱帽です。
ロンドンに帰って 体重を測ったら やっぱり太ってたけど
仕方無いですね~
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by ruchikald | 2008-03-28 17:46 | Food
3月23日 (月) 相変わらずの雨模様


① ドォーモに先駆けて1246年に着工したサンタ・マリアノヴェッラ教会
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典型的なフィレンツェのケーキのように美しい大理石の装飾が施されています。

現在 前の広場は工事中でした。

教会は普通 見学料はかかりませんが この教会は美術館なみに

美術品が多いので 有料です。

賛否が問われるかもしれませんが 作品の状態を保つためならば

仕方ないと思いました。

マザッチョ作“三位一体” 

フィリッピーノ・リッピ”聖ヨヘネとピリポ”

ブルネッレスキ”十字架像”

そして目玉は中央礼拝堂のギルランダイオの”聖母マリア伝”

”洗礼者ヨハネ伝” 

群像でありながら 人物の配置が絶妙で 煩さを感じません。

高い位置に描かれているので 双眼鏡を持ってくれば良かったなあと思いました。





別の入口から 裏の回廊へ ここは教会とは別料金になります。
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”緑の回廊”というユニークな名前の由来は 壁面に描かれた

創世記のフレスコ画が緑色の顔料で描かれている為

光を通して 全体が緑っぽく見えるからで

天気が良いと特に 緑が強調されるようです。

”スペイン人の大礼拝堂”そして

ウッチェロ作”ノアの洪水”は 極端な遠近法が珍しい

劇画マンガのような作品です。
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② オンニッサンティ教会


ギルランダイオとボッティチェリの共作

”聖ヒエロニムス””聖アウグスティヌス”が目を引きます。

ボッテイチェリのお墓もありますが ひっそりとした教会。














アルノ河沿いをてくてく歩き 最後のメイン




多くのイタリアの文化人が眠る③サンタ・クローチェ教会へ
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ミケランジェロの墓
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マキャベリ、ガリレオ・ガリレイ

作曲家のロッシーニ、 ダンテの記念碑もあります。

気がつくと 誰かのお墓を踏んでいることもあり うっかりしてられませんが

それは外国の教会は 不謹慎ではありません。

           ”踏んでごめんなさい”
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こちらも有料化するほど多くの美術品を抱えた所で

特にジョットとジョット派によるフレスコ画”聖フランチェスコの死”は必見
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ドナテッロの”十字架像”は ブルネッレスキをして

”農夫のキリスト”と酷評されたそうですが 非常に人間的で力強いです。



ところでこの教会は1966年 アルノ河の氾濫で

美術品が浸水し何点もダメージを受けたそう。

なかでもチマーブエの”十字架像”は 修復後も痛々しいですが

破損しても尚 後世にその姿をさらしている作品から

復興にかける人々の 信仰の深さを感じます。
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私を含め 日本人のフィレンツェ旅行は 

単なる美術品を鑑賞する物見遊山ですが

信仰心の篤い人々にとって 全く別の感慨を抱くのだろうと思いました。

ドォーモ広場にて イースターを祝う行事が行われていました。
イースター神輿?
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丁度イースター期間だったので 

小さな教会では一心に祈りを捧げる人々の姿を目にして

とても厳粛な気持ちになりました。

祈る姿は 土足で踏み込んではいけない神聖さに満ちています。

どの宗教も 信者にとっては自分と同様に大切な思いに満ちているゆえに

他宗教と争いも起きるのですが・・・

④ ミケランジェロゆかりの家

ここはミケランジェロが実際に住んでいた家ではありません。

わざわざ訪れるには ちょっと どうかな~?というのが正直な印象です。




さてさて 以上で観光は終了です。

どうも 長々と紀行文にお付き合いくださいましてありがとうございました。

今後フィレンツェ旅行をされる際の ご参考にしていただけば幸いです。

尚 あえて開館時間や休館日の情報は載せなかったのは

ガイドブック情報が かならずしも正しいわけでなく

状況によってまちまちだったため あえて割愛させていただきました。

実際 私たちも休みだと思って とりあえず出かけたら開いていたり

要予約でも 入れたりと幸運に恵まれたのですが

その逆もあると思います。

予定を立てる時は 柔軟に対応し 余裕を持たれることをお勧めします。
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by ruchikald | 2008-03-27 21:03 |
  もういい加減 書くのをあきらめたい・・・・それが本音ですが

すでに 細かい部分を忘れつつあるので もう少しお付き合いください。

今日は さくっとアップしますから。



3月22日 (日) 曇り空

午前8時15分 予約の①アカデミア美術館へ

ミケランジェロの ”ダビデ”のオリジナル彫刻の素晴らしさは

言葉を超えたものがあります。
(写真は シニョリーア広場の複製品)
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未完成に終わった”奴隷像”4体

ミケランジェロが未完成作が多いのは 

若い頃に作り上げたこのダヴィデ像を超えられないからでは?と 思いました。

凡人は他人との闘いに苦しみますが

天才は過去の自分が 敵なのかもしれません。

② 14世紀に創建したサン・マルコ修道院
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フラ(ベアート)・アンジェリコのフレスコ画”受胎告知”で有名

各僧房に描かれたフレスコ画が静謐な空気を演出します。

特に秀逸なのは 回廊に面した部屋に描かれた”キリスト磔刑図”

生々しい程の 現実味を帯びた迫力のある大作です。

ギルランダイオの”最後の晩餐”も 美しい。

③ バルジェッロ美術館
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13世紀半ばに建てられた いかめしい行政長官の建物

開館時間が8時15分~13時50分なので ご注意ください。

ドナテッロ作の”ダヴィデ”像は 修復中の様子で展示。
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なかなか見れない姿で拝見しました。

ドナテッロは  非常に妖しい作風の彫刻家で 

我々二人の間で何故これほど 官能的なのか話題になりました。

他にミケランジェロの”聖母子” ”バッカス” ”ブルータス”なども展示

④ アルノ河を渡り ピッティ宮殿・宮殿内のパラティーナ美術館・ボーボリ庭園へ

すでにお昼をまわっていたので 入り口前には長蛇の列
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しかもますます 雨足は激しくなってきました。

30分ならび さらにセキュリティーチェック 

どの美術館もそうですが セキュリティーのモニターが一台しかなかったり

スタッフが少ないので とにかく時間がかかります。 

効率化というものを置き忘れたようなシステムに イライラが募りましたが

じっと我慢 我慢。

ピッティー宮殿は 15世紀後半にルーカ・ピッティが建てさせた私邸

後に コジモ1世妃が買い取った後 歴代のトスカーナ大公が住む宮殿として

使用されました。

外観は石造りで 華麗な宮殿とは言えませんが 内装は非常に豪華。

後にナポオンの実妹が トスカーナ大公妃として輿入れしたので

ナポレオン滞在用の 浴室もあります。

宮殿内にある パラティーナ美術館は 

歴代トスカーナ大公のプライベート・コレクションで 

誰もが一度は目にしたことがあるテツィアーノやラファエロの名品が揃っていますが

あまりにも無造作に展示されているので ちょっともったいない感じ。





雨が降っていましたが ボーボリ庭園へ
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ネプチューンの噴水
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ユーモラスな バッカスの噴水
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ブオンタレンティのグロッタ(人造の洞窟)など 趣の違う物をみて 一休み。
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ルネッサンスの力の入った絵画や彫刻に食傷気味だったので

良い息抜きになりました。

天気が良かったら さぞ気持ち良いでしょうね~



  ガイドブックによるとイースター中は閉まっている予定の

⑤サン・スピリト美術館へ

ミケランジェロ作の珍しい”キリストの磔刑像”は 

奥まったの別室の礼拝堂に展示されています。

従来のミケランジェロの力の入った筋肉美とは違った 

痛々しいまでに内省的な作品



連日の観光で疲れもピークに達しているので 

さすがにぐったり

この日は早めに切り上げて

食事時間まで ホテルで休んでいました。






 
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by ruchikald | 2008-03-27 20:34 |
今日の記事も しつこく長いです。 

どうか ご覚悟くださいませ・・・



  

3月22日(土) 雨もあがり さわやかな天気

AM 8:15に 予約していた①メディチ家礼拝堂へ


サンロレンツォ教会に接続している礼拝堂の入口は 裏口のようにひっそりとしています。

階段をあがるとすぐに ”君主の礼拝堂”がお目見え

壁や床は 大理石や貴石で美しく象嵌されています。

さらに奥へ行くと ミケランジェロが設計した”新聖具室”に突き当たります。

非常に小さく 無駄な装飾がいっさいない簡素な作りなので

おのずと神聖な気持になります。

ミケランジェロ作のロレンツォ・デ・メディチの墓碑には 

(左)”夕暮れ”  (右)”曙”二体の大理石彫刻が設置されています。
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ジュリアーノ・デ・メディチの墓碑には 左”昼”と  右”夜”
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②サンロレンツォ教会

ブルネッレスキの設計で ルネッサンス最初期の建築ですが

正面は未完成のままで 簡素な印象
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フィリッポ・リッピの”受胎告知”や ドナテッロの説教台があります





さてさて せっかく天気に恵まれたので 

思い切って③ジョットの鐘楼を上がってみました。
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ドォーモ
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空から見たフィレンツェの街
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頂上まで階段で85m 

まだ混雑していなかったので すんなりと登れましたが

途中とても狭くなっていてすれ違いできないところもあり

降りる頃には 段々混み 内部は大混雑の予感。

もし 頂上まで上がる場合は 朝お早めに!

④ ドゥーモ付属博物館

ミケランジェロの”ピエタ”
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キリストの足の部分が失敗したため未完成作ですが

腹部の写実的な表現には驚きます。

ドナテッロとL・デッラ・ルッビア共作の”聖歌隊”は 

楽器をならす子供の姿がとても緻密

⑤ ダンテの家
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1900年に再建したもの う~ん ここは正直 省いてもよかったかもしれません。





この時点で まだ11時過ぎだったので アルノ河にかかる

⑥ポンテ・ベッキオを渡り 河の対岸へ

橋にぶら下がるように 連なっているのは宝飾店
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要予約との事前情報でしたが 駄目もとで訪れた

⑦ サンタ・マリア・デル・ カルミネ教会
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マゾリーノ、 マザッチョ、 フィリッピーノ・リッピの共作のフレスコ画が有名です。

特にマザッチョが描いたフレスコ画は ルネッサンス絵画の曙と称されるそうですが

今見ると ドラマチックというより シンプルで現代的な表現。

原罪(マゾリーノ)
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アダムとイブの楽園追放(マザッチョ)
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エルサレムで説教するペテロ(マゾリーノ)
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洗礼を施すペテロ(上) 施しをするペテロ(下 ともにマザッチョ)
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当時板絵に描かれたゴシック絵画の不自然な固さに慣れた人々の目には

とても衝撃的だったのでしょう。






⑧今回の目玉 ラ・スペーコラ ( フィレンツェ大学付属動物学博物館)

ピッテイ宮殿の並びにある 小さな入口
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解剖した人体を 蝋で緻密に再現した標本が有名です。

学術目的ですが とてもリアルなのでかなりグロテスク 

途中 気持ち悪くなる人がいるかも・・・

展示方法も 正直 ちょっと疑問に思いましたが

人間の体の神秘さに思いをはせる貴重な体験ができます。

写真は厳禁

⑨ またまた アルノ河を渡り シニョリーア広場に接する

ベッキオ宮へ
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13世紀につくられた まるで牢獄のような外観の石造りの宮殿

中庭は美しい天井画
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1530年まで フィレンツェ共和国の政庁でした。

中庭にはヴェロッキオの”イルカを抱くキューピッド”の噴水
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2階には 市民会議が開かれた 500人広間
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ミケランジェロ作 ”勝利”
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⑩ 15:30予約していたウッフィツィ美術館

ここは相変わらず 入管まで大混雑なので

事前に予約しておきましたが予約したチケットを発券するためにも 

列に並ばなければ なりません。

もし 予約なしで入館すると大変な目に合いそう。

結局セキュリティー・チェックを通り(水は持参不可)

予定より30分遅れで やっと見学できました。



この美術館の素晴らしさは どれも筆舌尽くしがたいのですが

ピエロ・デラ・フランチェスカの”ウルビーノ公夫妻の肖像”

ダビンチ”受胎告知”と”マギの礼拝”

そして曰くつきの ダビンチの師匠 ヴェロッキオ作の”キリストの洗礼” 

ダビンチが向って左の天使 右の洗礼者ヨハネはボッティチェリが描いたもの。

そして 誰もがお目当ての ボッテイチェリの”春” ”ヴィーナスの誕生”

”柘榴の聖母”  師匠フィリッポ・リッピの優美な線を踏襲しながら

さらに透明感を追及し 神秘的な美を完成させた絵画にしばし呆然


そして 46~50室は展示替えされて 2階に移動しています。

カラヴァッジオの”バッカス”や”メドゥーサの首”もお見逃しなく!

ここでしか見ることができない 最高水準の絵画を前に

頭と目では もっと見たいのに

足が拒絶反応で 途中で歩くことができなくなり・・・

少しずつ休みながら 鑑賞していました。

いや もう 幸せなんだけど 苦しかった!

二人ともボロボロになりながら 芸術に浸りきっていました。

これで 本日の予定は終了 お疲れ様
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by ruchikald | 2008-03-26 21:10 |

さてさて 旅行の記録をぼちぼちとアップしていきます。

かなり長文になりますので どうかご容赦くださいませ。

3月21日 (金) 

AM3時半 起床
      
4時20分 自宅を後にする

4時55分の  空港までのヒースローコネクトに乗車
     
5時10分には ヒースロー空港に到着

すでにチェックインカウンターは早朝便の乗客で大混雑

6時50分発 ローマ行きのアリタリア航空でしたが
      
座席に付いて 当然のようにフライトは1時間遅れ 8時前に出発

11時20分にローマ到着

13時20分 ローマ発      

14時30分 フィレンツェ着 タクシーでホテルへ

(ロンドン 、 ヨーロッパで時差1時間)


ホテルは ウッフィッツィ美術館から 徒歩30秒のHotel degli Orafi

日本語のサイトもあります
Hotel degli Orafi - Official Site. hotel florence - 4 star hotel florence - hotel florence italy - florence hotels

住所 Lungarno Archibusieri 4 Firence, 50121
 
もともと古くからの修道院を改装したアルノ川沿いにあるこじんまりとしたホテル。
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どの観光エリアからも 便利なロケーションで 

部屋は現代風にリノベーションされ清潔。

サービスも行き届いて とても感じが良かったです。



ホテルに荷物を置いて 早速 活動開始

あいにく 雨は降っていますが そんなことは一向に構いません! 

まず 街の中心に向かって①シニョーリア広場を通ります。

ミケランジェロ作 ”ダヴィデ” これはレプリカ 本物はアカデミア美術館にあります
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アンマナーティ作 ”ネプチユーンの噴水”
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ドナテッロ作 ”ユーディットとホロフェルネス”
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チェッリーニ作 ”メドゥーサの首をもつ ペルセウス”
正面から 横から見ても構図が決まっています。
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ジャンボローニャ作 ”サビニ女の略奪”
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この広場は いわば街の脊椎みたいなもので 一日に何度も通ることになります。

そして まずフィレンツェについたら 街のおへそというべき②ドォーモ広場

サンタ・マリア デル・フィオーレ教会・鐘楼・洗礼堂は 

いずれも白・緑・ピンクの白大理石で彩られ

お互いが呼応しあい フィレンツェ建築物の三位一体というべき象徴的な建物群です。

主要な建築物が一堂に集まった広場を目にし フィレンツェ詣りに来たという

実感がこみあげます。


サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会
正面
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13世紀に建設に着手

1436年に ブルネッレスキによってドームが完成 
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いわばフィレンツェの象徴的建物は 何度見ても心が躍ります。






ジョットの鐘楼
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1334年 ジョットとピサーノによって着手 1359年に完成




バティステロ・サン・ジョバンニ洗礼堂 はフィレンツェで最も古く(11世紀~12世紀)

8角形が特徴的な建物。

教会内部の ヴィザンチン様式のモザイク
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洗礼堂の南北と東にはブロンズのレリーフ扉があり

中でも コンクールによって勝ち抜いたギベルティの”キリストの生涯”は

固い線ながらも 非常に緻密に装飾が施されています。






③メディチ・リッカルディ宮

こちらは15世紀に コジモ・ディ・メディチの依頼でミケロッツィが設計

16世紀にミケランジェロが手直し その後 リッカルディ家が所有した建物。
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ベノッツォ・ゴッツォーリのフレスコ画”ベツレヘムへ向かう三王の旅”は 

メディチ家の歴代家長の肖像画が描かれています。

狭い室内に 所狭しと描かれた人物達の旅の様子が非常に豪華で

メディチ家の栄華が伺えます。





さて 雨脚がかなりひどくなってきましたが ここでもうひと頑張り

さらに 歩くこと10分ほどのサン・ロレンツォ地区へ

この地区は庶民の信仰の場というイメージ

④サンテイッシマ・アンヌンツィアータ教会は 入口すぐに

庶民がお札を回廊に貼っていた”誓いの回廊”があり  

その上にポントルモなどのフレスコ画が見られます。

広場の向かいにある ⑤ 捨て児養育院美術館

ドォーモも手がけた ブルネッレスキが設計した 初期ルネッサンスの建物

正面柱の上部に飾られた アンドレア・デッラ ルッビオの赤ん坊のメダインが

目を引きます。 

まるで昔CMで話題になった ”ダンシング ベイビー”みたい。
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捨て子を置くための 回転扉が現在も残っています。
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ここは 以前訪れた時と展示場所が変わっていて

なかなか美術館にたどり着けなかったのですが ボッティチェリの初期の作品である

”聖母子と天使”や ギルランダイオの”マギの礼拝”など 名品揃いなので

執念で訪れました! 


ここで初日の観光は時間切れ

午後から活動した割に 予定以上にスケジュールをこなし 順調な滑り出しです。

20時より テアトロ・コムナーレにて ベルディの”レクイエム”を聞きに行きました。

本場イタリアで聞く ベルディはやはり 耳に迫ってくるようで

先ほど見た シニョーリア広場の 大理石の彫刻群が

脳裏に浮かんでは消えてくような迫力を感じました。


        
     
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by ruchikald | 2008-03-25 20:15 |

フィレンツェ旅行

  先程 無事 ロンドンの自宅に帰ってきました。

旅行中は 雨に降られましたが

ほぼ日程をこなし 大満足の旅でした。

詳細は また明日以降に更新しますので

少々お待ち下さい。

とりあえず ご報告まで・・・・
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by ruchikald | 2008-03-24 23:55 | 遊び

フィレンツェ旅行

 3月21日~24日のイースター休暇に

フィレンツェに旅行に行ってきます。

その間 ブログは更新できないかもしれませんが

帰国したら ボチボチとアップしてきますので

どうか お楽しみに~


私は12年前に訪れた時に

ウッフィッツィ美術館が たまたま夕方開館していて

ラッキーにも15分ほど並んだだけで 入ることができましたが

当然すべてを見つくすことはできず・・・・

今回は ウッフィッツィ美術館・アカデミア美術館・メディチ家礼拝堂など

事前にネットで日時を予約してくれていました ダンさんが。

フィレンツェ観光公式サイトから予約可能です

Shopping, turismo e prenotazioni musei. Dal '95! - waf.it





エリアごとに 観光したいところを絞って

予め私が作成した日程表を一瞥した 彼から駄目出しが!

もう一度 お節介大魔王 ダンさんが作りなおしたスケジュールが 
写真のプリント アウト
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旅行代理店に勤めたらよかったのにねぇ~(しみじみ)

ああでもない こうでもないとお互いのスケジュール表にケチを付けながら

計画段階から盛り上がれる夫婦。




    そして 美味しいものに飢えているので 食事も楽しみ!

     遊ぶ時は 真剣な二人です。


ちょっと~ わたしは どうなっちゃうの?
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野獣ちゃんはへ 20日の夕方から25日朝まで

ケアラーさんのお宅にホームステイよ

これで 英語学習に磨きをかけて下さいね!
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by ruchikald | 2008-03-20 12:40 | 遊び
  印象派を中心とした名品揃いの ”コートールド ギャラリー”へ行ってきました。

サマセット・ハウスという広々とした建物の入口の一角にある

こじんまりとした ギャラリーです。
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織物業で成功した サミュエル・コートールドのプライベートな

コレクションを ロンドン大学に寄付したのが始まり。

ナショナル・ギャラリー程 規模は多くありませんが

誰でも一度は目にしたことがある 傑作にお目にかかることができます。

本来は 見学料が£5かかりますが

月曜日のAM10:00~PM14:00は無料なので 利用しない手はありません。





 我ながら 下品だなあ~と思いつつ

フラッシュなしで写真を撮りまくりました。

他の見学者も ガンガン撮ってましたね・・・・

でも 全く注意されなかった 

        いいんでしょうか?




マネ ”フォリー・ベルジェールの酒場”
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女性の背景は 鏡の情景ですが 実像と鏡像が一致しない上に 

長すぎる左腕が不自然。

さらに 背景に描かれた酒場の風景に広がりありすぎて

とりとめないというか 不思議な印象を受けますが

理屈を超えた 作品の素晴らしさにひきつけられます。




ひとくくりに印象派といっていますが 画家による技法も様々。

各々の技法の 完成度に裏付けられて

初めて人は 感動を覚えるのだと思いました。


セザンヌ ”サン ヴィクトワール山”
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ルノワール タイトルは忘れました(笑)
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桟敷席で 舞台じゃなく観客を観察している男性像の写実の鋭さが いいですね~




印象派ではありませんが カンディンスキーの洒脱さに

惚れぼれしました。

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大英博物館や ナショナルギャラリーのパワーに疲れたら

癒しを求めに 訪ねてみてください。

”この絵 知ってる~”と ついつい嬉しくなる ギャラリーです。



コートールド ギャラリー

Temple駅 徒歩5分
Somerset House、Strand
10:00~18:00 休館日なし
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by ruchikald | 2008-03-17 20:48 | Art

懐かしい 方々

 先週 フロリダ出張から帰ってきたダンさん

ホワイト・デーのお返し(?)なのか 私のキャラには全く合わないものを

お土産に買ってきてくれました。

それが 逆に新鮮だったりして・・・・

フロリダのオーランドには ディズニーランドがあるので

キャラクターの チョコレートです。
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手に取った瞬間

”懐かしい!”と 叫んでしまいました。

ロンドンの街中では キャラクター商品をほどんと見かけません。

アメリカのキャラクターなんて

英国人のプライドにかけて 絶対 受け入れるもんかって

意地を感じますね。

日本は キャラクターに溢れてますが

英国では お子ちゃまっぽい物を 大人はもちろん 子供も身につけませんね~。

だから 街がすっきり見えるのかな?
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by ruchikald | 2008-03-16 16:30 | 遊び

サクラ サク

 最近のロンドンは 春の嵐といいたくなるような 雨風の日が続きます。







 ところで桜は 先週からどんどん 花を開かせています。

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けれど なんだか ちょっと 趣が違う・・・・・

日本の桜と異なり もっとあっけらかんとしているというか

端的にいえば 情緒がないです。

道行く人も 特に花を愛でるということもなく 淡々としている。

木の幹からも ニョキっと咲いてます。あまり可愛げがない?
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日本人が桜によせる思いは 言葉に尽くせぬものがあり 

”花”という概念を超えて 特別な感情を含んでいますよね。

その思いは 日本人だけに 理解できる心理と

密接に結びついているのだなあ~と あらためて思います。

日本の桜には なんだか鬼気迫る美しさがありますからね。




などと 語りながら

桜を前に ばしゃばしゃ写真を撮っていたのは

私とCちゃん二人だけだったんですがね・・・

そういえば 日本も今年は桜前線の北上が3月末と

早いようですね。 やはり温暖化の影響でしょうか?
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by ruchikald | 2008-03-13 17:27 | 生活