2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

カテゴリ:旅-UK( 16 )

  そういえば 湖水地方の旅のレポートの途中でした。

道草が 身に付いているので 

いつのまにか 本筋から離れて 脱線しちゃってますね。

ま それはそれで ご愛嬌・・・・

しゃーない やっちゃと笑って 許して下さい。




湖水地方にいくつもある湖のなかでも

南北に細長いウィンダミア湖の周囲には 大小の街が点在し

それぞれが観光の中継地となっています。
c0139972_10342047.jpg


湖水地方の楽しみ方は千差万別

フットパス(遊歩道)を歩きわまったり

湖をフェリーで遊覧したり 

カヌーに乗ったり

人々は 思い思いに自然と触れ合っています。

一番人気があるのは やはりトレッキング

突然 雨に降られても 

全く整備されていない道を

自分が自然の一部になっているかのように

もくもくと我慢強く歩いている姿を見ると 

私たちとは違う休暇の過ごし方があるのだなあと 感じ入ります。



今回は 犬連れ しかも日本からの友人も一緒でしたから

トレッキングはパスしました。

その代り ハバースウェイト(Haverthwaite)から

レイクサイド(Lakeside)で折り返し

また 元の駅に戻ってくる蒸気機関車に乗ってみました。
Lakesiderailwayのサイト↓
The Lakeside & Haverthwaite Railway

シュワーーーーっと ものすごい音をたてる機関車

間近で見ると 迫力満点。


わー トーマスだ!
c0139972_1032935.jpg



でも 正直言うと

私は"機関車 やえもん"の方がピンとくるんだけど(笑)
c0139972_1010311.jpg


黒光りする車体と蒸気のコントラストなんとも絵になります。
c0139972_1085383.jpg


休む間もなく 石炭をくべる姿  かっこいい
c0139972_10103995.jpg


ゆっくり走り出したと思ったら かなりスピードがあがります。

車窓からの風景
c0139972_10114630.jpg


湖のすぐ傍を疾走し 緑がどんどん流れていく
c0139972_10111094.jpg

c0139972_10461771.jpg


途中のNewby Bridge駅
c0139972_10131414.jpg


片道20分程の 小さな旅

Lakeside駅に10分ほど停車して

今度は 後ろの車両が先頭になっており返します。
c0139972_10394184.jpg

c0139972_10464079.jpg


写真を見直して気がついたんですが 車両によってシートが違う(笑)

こういういい加減さ イギリスっぽい。
往路
c0139972_10445139.jpg


復路
c0139972_10453495.jpg


野獣も興味津々になって外の風景を覗き見ていました。
c0139972_10122532.jpg



ハバースウェイト駅も綺麗にガーデニンされて 絵になります。
c0139972_10224538.jpg

c0139972_10293659.jpg


石炭の山 
c0139972_10232883.jpg

これが燃えて 蒸気を動力に変えるって

画期的な発明ですよね。

駅の周囲には 他にも色々なタイプがお休み中
c0139972_10303935.jpg

c0139972_10311051.jpg





蒸気機関車なんて 観光用の過去の遺物じゃないと思っていたけど

クラシカルな外観にかかわらず

実際に乗ってみると その力強さに驚きます。

今なお 人気が衰えないのも わかる気がしました。

このワクワクする感覚・・・・

牛や馬 ラクダなどの家畜を実際に見て その大きさ 力強さ 美しさに

素直に感動するのに似ているわ。
[PR]
by ruchikald | 2009-11-07 10:37 | 旅-UK
     翌日も早めに出発して 一路 

スコットランドとの境界 カーライルの街へ。

スコット族 (スコットランドの原住民)からの侵入に頭を悩ませていた

ローマの兵はAD2Cに 全長117kmの石造りの城壁を築きます。

c0139972_17241143.jpg

カーライルには 現在でも城壁が残っていて

その中でも ハウステッズ・ローマン・フォートは

特に保存状態もよく当時の面影をしのばせています。

駐車場から 遺跡まで徒歩約10分ほど
c0139972_174136100.jpg



犬も立ち寄りOKなのが 有り難いですね。

途中 羊が放牧されていたので

自然の地雷(!)が至る所に 落ちています。

自分たちは避けつつ 犬の足場も確保というのは なかなか大変でした。
c0139972_17424016.jpg





なだらかな起伏にそって 城壁は東西に果てしなく伸びていました。

これだけのものを積み上げるのは 容易ではなかったでしょう。

積み上げている最中 石が頭にあたって 

命を落とした おっちょこちょいがいたかも・・・・

そして背中を向けて作業したら 異民族に襲撃されたらどうするんだろう

なーんて考えていたら

積み上げている場所の前線でちゃんと兵隊が見張っていたのだそう。

ま 私が心配する必要もないんですが・・・・





ヨーロッパから駐屯してきた兵士たちは 

家族を故郷から連れてくることはできず

現地で結婚して 土地に根付くものもあったそうです。

それでも陽光あふれるヨーロッパから 

天気も良くない寂しい土地に送られてきた兵士たちの

望郷の念を思うと ちょっと切なくなりました。

” こんな ワインも作れない土地なんて 最低やー”

なんて 愚痴をこぼしてたりしてね。
c0139972_17251132.jpg


城壁 以外に病院、 礼拝堂 そして共同トイレなどもあり

当時の人間の営みを垣間見ることが出来ます。

ちょっと失礼してトイレをパチリ
c0139972_1744016.jpg


幾歳月 過ぎようとも 人間の基本は変わらないことが

とても興味深いですよね。
[PR]
by ruchikald | 2009-10-24 17:33 | 旅-UK
ブライトンに出かけた二日後に

私たち夫婦+ 友人と野獣で 

スコットランドとの境 イギリス北部まで

2泊3日の旅行に出かけました。

当日 頑張って朝早く起きて 

ロンドンからひたすら車を走らせること数時間

さすがに 遠かった!!

一人で車の運転を頑張ってくれたダンさん

どうもお疲れ様でした。



湖水地方は TVなどでよく紹介されているので

日本の観光客にとても人気がありますね。

色々と見どころはあると思いますが

3~4日程時間をさいて ゆっくりといくつかのエリアを巡る旅を

計画されることをお勧めします。

そして 詩人ワーズワースと 

ピーターラビットの原作者 ベアトリックス ポッターの世界を

知っていれば 旅の内容も深まるでしょう。





まず 私たちは ワーズワースの生家がある コッカーマスに行きました。

当時としては とても裕福な家だったようです。
c0139972_1865662.jpg


ワーズワースの胸像
c0139972_1873451.jpg






コッカーマスから アンブルサイド (Ambleside ウィンダミア湖の北端の町)へ 

移動しました。

この町は お土産物屋やレストランも沢山あり 観光客で大賑わい。


このポイントは とても絵になります。
e0138195_632332.jpg

雑誌フィガロ ジャポンの 湖水地方特集のアンブルサイドで


大きく取り上げられている光景です。

まるで童話の中の世界みたいで うっとり~

ブリッジ ハウス 
e0138195_6461774.jpg

橋の上に立つ小さな可愛いおうち。 りんごや野菜などを保存するために

利用されてましたが 現在は ナショナル トラストの管轄だそうです。

天気が怪しくなってきましたが

ホテルに入る前に ケズウィック近くに

謎めいたストーンサークルがあるというので

足を延ばしてみました。

Castierigg Stone Circle ( キャッスリッグ ストーン サークル)

e0138195_6373811.jpg


e0138195_6384248.jpg


e0138195_639681.jpg


山の中腹に 開かれた台地のような空間が ぽっかりと開かれています。

そこに ある規則に則って サークルは作られていました。

正面に別の丘も見えて いかにも宇宙と交信できそうな雰囲気で

とても興味深かったです。



初日に泊まった ケズウィックのホテル
e0138195_6341366.jpg

c0139972_18334436.jpg

正面に湖 そして湖のほとりでは羊がのんびりと草を食んでいました。

いかにも湖水地方らしい静かで 落ち着いたホテルでした。

翌日もハードスケジュールが待っています~
[PR]
by ruchikald | 2009-10-21 18:25 | 旅-UK
   7月の中旬に 友人がイギリスに遊びに来てくれました。

(もう3か月も前になってしまうのねー はー 溜息・・・)

到着した翌日 朝から車に乗り込み イギリス南東部へ。


まず リゾート地のブライトンへ到着。

イギリス人にとってブライトンは 関東の伊豆や熱海といったところでしょうか?

しかし太陽はすっかり鳴りをひそめ

風は吹きすさび 小雨がぱらつく寂しい朝。

海に繰り出す人なんて 人っ子一人いませんでした。
c0139972_17205738.jpg


気を取り直して ロイヤル・パビリオンへ
c0139972_17213063.jpg


ブライトンを大層気に入ったジョージ4世が 

建築家ジョン・ナッシュに建てさせた離宮。

このジョージ4世というのが 英国王室史上 1~2を争うぐらい評判の悪い王で

皇太子時代から放蕩の限りを尽くしておりました。

国庫は自分のお財布と勘違いして 浪費三昧。

建物オタクで 現在のロンドンの街づくりに大きく関わった王様です。

で このロイヤル・パビリオンは数ある建物の中でも 突出して変。

リゾート=エキゾチックの図式が

外観はインドのタージ マハール風

内観は中国風に変換されているんですから・・・・

巨大な龍をかたどったシャンデリアが燦然と輝く大広間に入ると

すごいというより 悪趣味の限りをつくした馬鹿馬鹿しさに

かなり笑えます。

当時 宮殿に招待された人たちは その異様さに

度肝を抜かれたのではないでしょうか。




それからさらに東にむかい セブン・シスターズまで足を伸ばします。

ドーヴァー海峡をはさんで フランスに位置するセブン・シスターズは

切り立った白亜(チョーク)の断崖が雪のように光り輝き

白昼夢のように幻想的な風景で有名。
c0139972_17271749.jpg


最寄りの駐車場 (セブン・シスターズ・カントリーパーク)から

徒歩で30分ほど歩かなければ海岸線に近づけません。

まず 崖下から上をみあげてみますと・・・こんな感じ。
c0139972_17244490.jpg


さらに 崖の上にのぼってみましょう。
c0139972_17264568.jpg


毎年30~40センチづつ 侵食しているらしいので

傍まで寄るのは危険だそうですよー




さらに東へ移動し ライへ。

こちらはアップダウンのある石畳に レンガ造りの家々が

立ち並ぶこじんまりした街。 中世の面影がとても良く残っています。
c0139972_1732346.jpg


c0139972_17474523.jpg

1156年に建てられ 幽霊が出ると評判のマーメイド・イン
c0139972_17332263.jpg

でも 雰囲気がとても素敵でした。

丘の頂から敵の襲来に備えるためのイプラ・タワーは

1249年に建てられました。
c0139972_17351829.jpg

馬にのった騎士が 今にも出てきそうです。

イギリスに到着した翌日から ハードな旅に連れまわされた友人

お疲れ様
[PR]
by ruchikald | 2009-10-14 17:35 | 旅-UK
 晴れやかな天気だったというのに ハワースに近づく頃には

空には雲が低く垂れこめて ぽつり ぽつりと雨まで降り始めました。

しかし 閑散とした村を想像していたら 

沢山の観光客の はしゃいだ姿に肩透かしをくらう。

その中でも 日本人の方々の姿は、とても多いです。

    観光客の目当は一つ

シャーロット、エミリー そして アンという英国の文学史上

特別な地位を確立するブロンテ姉妹の足跡を辿る旅。

日本からはともかく イギリス国内からでも不便な土地なのに

特別な思いをこめて 皆 この地を訪れます。 

パトリック・ブロンテ(姉妹の父親)が 牧師を務めていた
ハワース・ パリッシュ・チャーチ
c0139972_10435940.jpg



祭壇のすぐ右わき下に シャーロットとエミリーのメモリアル プレートがあります
c0139972_103212.jpg


教会から墓地を挟んだこじまりとした建物が

ブロンテ一家のすまいで 現在は博物館
c0139972_10343285.jpg

彼女たちが実際に身につけた衣装は あまりに小さく

華奢で病弱だった姉妹の面影が 偲ばれます。


c0139972_10444650.jpg

村を出たら すぐ家畜の放牧場になり 

それからほどなくムーア( 荒地 )が一面にひろがります。

ムーアを巡るフットパス(遊歩道)を歩くには 

天候が悪いだけでなく 私たちはあまりに怠惰なので

車でぐるりと 周囲をまわることにしました。

一つ 一つの花弁は小さく慎ましやかなのに

広大な大地を蔽うように 咲いているヒースの群生は

一面 薄紫の紗幕のようです。
c0139972_10351428.jpg

c0139972_10354368.jpg


辺りには誰もいなくて 放牧されている羊が 

無心に草をはんでいました。
c0139972_1036251.jpg


荒野にたっていると 雨脚はますます強くなって

8月だというのに 鳥肌が立つぐらいの肌寒さを感じます。

生命のほとばしりが 一年で一番感じられるこの季節に

これだけ寂しいのですから 日の短い冬の孤独感はさぞやと

思われます。

でも それが彼女たちの世界には 似つかわしい




荒地に収斂さる文学を思い いつになく寡黙になる夫婦。

ああ でも こんなに心を揺さぶられる風景を見ても

すぐお腹がすいて 

あろうことか

ビールにフィッシュ アンド チップスが

恋しくなってしまう自分達が 情けない。

ブロンテ姉妹 ごめんなさい

貴女たちの世界を語るにふさわしくない人間です。

ちょっと神妙な面持ちの ”嵐々犬”
c0139972_10362882.jpg

[PR]
by ruchikald | 2009-10-06 10:54 | 旅-UK
  今回の宿泊地 ヨークの歴史は 古いです。

71年にローマ人により設立されて 9世紀にヴァイキングが

(ヨークは ヴァイキングによりヨーヴィックと名付けられたことが起源)制圧。

その後もさまざまな民族が 支配権をめぐり争いを起こしてきました。

この地はイングランドの北部を攻めるためには 欠かすことのできない

要所だったのですね。

ホテルは鉄道駅に隣接するホテル 勿論 ペットOKでした。
c0139972_11115847.jpg


ヨークは 徒歩で周っても それほど苦にならない規模の街です。

道にまよったら街のどこからでも見える大聖堂を起点として

現在位置を把握すれば良いです。

古に思いをはせながら 

街をぐるりと取り囲む城壁の上を歩くのも良いかもしれません。

ただし 足場が悪いそうなので どうかお気をつけて!





街を縦断するウーズ川沿いには

雰囲気のある風景が広がります。
c0139972_11123022.jpg


まずヨーク ミンスターへ
c0139972_111301.jpg


もともとローマ人やノルマン人の聖堂のあった所に

13世紀初頭から着手して

1472年建立されたイギリス最大のゴシック建築で

カンタベリー大聖堂に続いて イギリス第2の格式の高さです。


c0139972_11135180.jpg

ローマ皇帝のコンスタンティヌスはヨークで戴冠式を執り行い

当時からも非常に権威が高い聖堂でした。

c0139972_11142234.jpg


残念ながら ミサが行われていて中に入ることはできませんでしたが

見どころは 東の壁にあるステンドグラスで世界最大だそうです。




大聖堂から そぞろ歩き

中世の面影がそのまま残っているシャンブルズへ。
c0139972_11145433.jpg


この一角に足を踏み入れると 今が21世紀だという事を忘れてしまいます。

軒が下がっていて 今にも崩れ落ちそうだったり 傾いていたり・・・
c0139972_11153063.jpg

c0139972_11155441.jpg

c0139972_11163710.jpg

でも今でもちゃんと使用されています。

夜は 幽霊がでそうでしょ?

観光客に人気のゴーストツアーが毎晩 催されているそうなので

勇気のある方は お試しください。





変わり種は ヨーヴィック・ヴァイキング センター

タイムマシンで 時代をさかのぼり 

ヴァイキングの時代の生活を再現するというアトラクション。

遺伝的なヴァイキング特有の病気なども紹介して

訪れる人のヴァイキング度チェックなんてコーナーもありました。

結構 大人も真剣に見入っていて 自分のルーツは

もしかしたらヴァイキングかも?なんて空想していたみたいです。




次は 最後の目的地 ブロンテ姉妹縁の地 ハワースへ
[PR]
by ruchikald | 2009-10-05 11:25 | 旅-UK
ウィットビーを後にして 

次に立ち寄ったのは ボローブリッジという小さな町。

特に観光地ではありませんが 今回とても楽しみにしていました。

以前 イギリスとアイルランドに点在するストーン サークルの本を

読んでいて一際異彩を放つ石柱がありました。

非常に高い石柱が3本 

地面に屹立したデビルズ アローズという遺跡。

名前の通り とても人間が作ったものには思えません。

それが ここボローブリッジにあるのです。

ボローブリッジ( Borouahgridge)の紹介サイト
Devils Arrows - Boroughbridge Town Council

さて町の中に入ったもののそれらしいものは 見当たらない。

ほうぼう探し回った後 町のはずれ高速道路の傍にある道

高い木立が鬱蒼と茂っている傍に ひときわ大きな石柱を見つけました。
c0139972_8434239.jpg

c0139972_844260.jpg

ブループラーク (名所 旧跡に添えられる青いパネル)によると

紀元前2,700年 作られたそうですが

その使途や目的はよくわかっていないそう。



この大きな石柱から道を挟んだ農地の中に 

さらに2本の石柱がぽつん ぽつんと立っています。
c0139972_8465367.jpg


畑の所有者がおられると思うので 入るのは憚られたのですが

好事魔多し!

私たちだけでなく別の観光客がずかずかと畑に入っていきます。

えーい ままよ 怒られたらその時はその時

好奇心には抗えませんでした。
c0139972_8472539.jpg

c0139972_850810.jpg

最後の写真の左端に他の観光客が小さく映っているので

この石がどれだけ巨大か おわかりになっていただけると思います。

あまりに貧困な感想ですが すごいの一言! 

巨大なアリ塚が 地面から 自然に生えてきたような迫力

なんというか 体から原始の血が蘇ってくる興奮を覚えます。




イギリスの田舎にはまだまだ色々なストーンサークルがあり

機械のない時代にこれだけ大掛かりな土木作業・・・・

しかも石は わざわざ別の場所から切り出して

長い歳月をかけて 運ばれてきたのです。

祭祀に使われたようですが よほど切迫した理由があるでは???

世の中には まだまだ不思議に満ち溢れています。
[PR]
by ruchikald | 2009-10-03 09:01 | 旅-UK
  記憶の奥に 押しやられてましい もうすでに忘れてしまいそうなので

頑張って 最後のイギリス国内旅行について書いていこうと思います。




8月22日(土)~23日(日) 夫婦+犬とともにイギリスの北東部へ車で

出かけてきました。

行程はおおまかに港町 ウィットビー
            ↓
           大聖堂の街 ヨーク
            ↓
           ブロンテ姉妹の生家 ハワース

その間に 紀元前2,700年の デビルズ アローズと言われる

不思議なストーンサークルも

訪ねたり なかなか盛り沢山でしたので

何回かにわけて 記事をアップしていきたいと思います。





ウィットビーは北海に面した港町ですが 歴史は古く非常に栄えた港町でした。

その威光は657年に設立されたウィットビーアビー( ウィットビー修道院)に

偲ばれます。

ただ残念なことに 英国国教教会への改宗を拒んだため 

宗教改革の暴挙により遺構しか残っていません。

いよいよウィットビーに近づいてくると 

ウィットビー アビーは 港からかなり高度のある丘の上に建っているので

遠方からでも その全体像を見ることができ

見ている私たちも ワクワクしてきました。

この街は キャプテン クックの故郷であり

ドラキュラがトランシルバニアの古城からイギリスに船で上陸した街で有名です。

私たちは残念ながら行けませんでしたが 作者のブラム・ストーカーが

ドラキュラのインスピレーションを得たといわれる聖メアリー教会も

観光名所になっているのですが 今回は時間都合で 修道院のみ観光。



近くの駐車場に車をとめて 入場料を払うと建物に近づくことができますが

低い塀に囲まれた外からでも 建物を見ることはできるのです。

青空に骨格だけ残しているその姿は 廃墟ならでは迫力に満ちています。
c0139972_1153155.jpg

c0139972_1155336.jpg

c0139972_1202471.jpg


長年 雨風にさらされていたのでまるで 砂岩の柱のよう。
c0139972_1205438.jpg


丘の上を抜ける風が とてもさわやかでした。

廃墟特有のなんとも 恨みがましい雰囲気は全くなく

今も別の形で生きているというポジティブさを感じました。







 


  
[PR]
by ruchikald | 2009-10-02 12:12 | 旅-UK

スコットランド旅行

  8月1日(土)~3日 (月) スコットランド旅行に行ってきました。

ロンドンから エジンバラまで 飛行機で1時間半

霧深い荒涼としたスコットランドに降り立ったと思ったら

予想に反して 旅行中 晴天。

ま 考えてみれば 真夏なんですけどね。



スコットランド 歴史や自然 文化を知れば

これほど 奥深く味わいところは ありません。

あまり期待しないで (失礼)いきましたが

なるほど 世界遺産に登録されているだけに

地面の高低をうまく利用した町並みは

フランスのリヨンのようで とても美しいです。
c0139972_723979.jpg

c0139972_724456.jpg


エジンバラ城は 岩盤に建てられたお城。

立地が 自然の要塞です。
c0139972_720597.jpg

c0139972_7471351.jpg

お城で結婚式  花婿の方がスカートが短いってどうなの?
c0139972_748114.jpg



イギリスとの微妙な関係 

( イギリスはフランスのみならずスコットランドとも敵対関係を続け

  スコットランドを ながらく支配下においておりました。)

独自の素晴らしい文化を知るとその奥深さに興味を覚えます。

メンデルスゾーン、 ワーズワース その他 

様々な教養人を魅了してやまないのは

自然と文化の陰影に富んだ 複雑な国のありようです。

人々は自分たちの文化を

とても誇りに思っているのだな・・・ 

その思いは 観光客にも しっかり感じます。

独自の文化は 陸続きのイギリスとの 

長年 血で血を洗う末に勝ち取ったものなのです。



俗っぽいですが おじ様のキルト姿に 萌え~

かなり可愛かったです。 053.gif

c0139972_7285615.jpg

c0139972_7301240.jpg

私 危ない? 

いえいえ キルトの柄は それぞれの氏族独自のもの

日本でいえば 家紋です。

伝統的な物を身につける時 自分の起源を誇りに思う。

それは 万国共通です。

旅行中なんども タータンチェック柄のスカートを買おうと思ったけど

スコテッシュの方に敬意を払う意味で やめました。




小学生の時

”科学と学習”を読んで ネッシーに憧れていました。

そして その夢がかなうとは・・・・・・

恐竜って時代から取り残されているのに泰然としている

それが とても格好良かったんですね。



ネス湖のイメージ みなさんは何を思い浮かべますか?

霧が立ちこめ

陰影深い水面に

突如訪れる 巨大恐竜の影・・・・・

でも実際に訪れたネス湖は 眩しい程の晴天。
c0139972_7392164.jpg



おかしいな~ 

何度も湖面を 見渡しましたが その姿どころか

ヒレすら見えませんでした。
c0139972_7423911.jpg


これは ネッシー博物館の野外オブジェです。

背中に登って 何枚も記念写真撮りました ハイ
c0139972_744718.jpg

[PR]
by ruchikald | 2009-08-06 07:49 | 旅-UK

バース

 Bath(お風呂)の語源になった バースの街は 
18世紀に貴族達の保養地として栄えた とても上品な街。

こちら一番の見どころは世界遺産にも登録されているローマン バス博物館。
e0138195_2056553.jpg


太古 地中深くためられ雨水は 地中で温まり噴き出してきました。
紀元前より この温水は 病気を癒すために利用されていたそう。

お湯の噴き出し口
e0138195_20573476.jpg


紀元後5世紀に ローマ人が入植して
さらに 大規模な温泉地 また女神ミネルバの巡礼の場として栄えていたそうです。
遠方から訪れた人々は 女神に願掛けをして 
願いがかなうとお供え物をささげていました。

ローマ人がブリテン島から撤退して すっかり忘れ去られてしましたが 
1880年に発掘され 現在は多くの観光客が訪れる遺跡として にぎわっています。
ただし 博物館では お湯に入ることはできません
(近くにスパがあるそうですが・・・・)
日本語のイアホンガイドあり。

翡翠色のお湯が なんとも風情あり
e0138195_20581035.jpg


バース寺院
e0138195_20584973.jpg

もともと676年に建てられた修道院ですが 1090年に大規模な修復が始まり
1617年に ようやく完成。
内部の天井は パーペンディキュラー様式という 波紋のような繊細なつくり。
e0138195_20593066.jpg

まるで 扇が折り重なっているみたい
e0138195_20595956.jpg



ロイヤル クレセント
その名のとおり 1774年ジョン ウッド父子が手掛けた
三日月形がユニークなテラスハウス(連続住宅)
e0138195_2111898.jpg

当時はとてもモダンで 保養地に訪れた貴族達の別荘でした。
30棟ありますが 向かって右端は一般公開されています。
e0138195_2103038.jpg



アセンブリー ルームズ博物館
e0138195_2115868.jpg

1771年 ジョン ウッドが建てた貴族の社交場
世界最高の豪華さと誉れの高い シャンデリア

バースは 街全体が 非常に洗練されていて 当時の貴族の優雅な世界が偲ばれました。

ところで 比較的余裕のある秋に 旅行を満喫しましたが
これからケース スタディが本格的になります。
旅に出かけて リフレッシュしたので頑張らなくっちゃ
[PR]
by ruchikald | 2009-07-18 04:46 | 旅-UK