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2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

オペラ ”The Mikado"

2月23日 (土) 

London Coliseumにて イングリッシュ ナショナル オペラの

” The Mikado (ミカド)”を観賞してきました。
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日本では ほとんど演奏されない このオペラは

1885年に ウィリアム・S・ギルバート脚本、 アーサー・サリヴァン作曲で

手がけられ それ以降も本国 英国では繰り返し上演されています。

日本のTitipu(秩父)が舞台で異国情緒満載 

かつ 一人の若い女性の結婚をめぐる ドタバタの三角関係というコミカルな内容。

また 非常に覚えやすいメロディーに溢れているので

観客はうきうきしながら舞台を楽しんでいる様子でした。

今回の演出は 日本以外の国の上演にありがちな

間違った日本様式 (歌舞伎みたいなメークに 中国風な衣装など)でなく

1920年代の アールデコな衣装&セットだったので

日本人の私たちとしても 居心地よく 集中して舞台を見ることができました。

ドラマチックな内容ではないけれど

コミック オペラって 肩に力が入らなくて

たまにはいいね と素直に思える内容でした。



ヴィクトリア様式の豪華な劇場
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幕間にて 楽しそうな観客
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この”The Mikado”は 学校の学芸会の定番らしく

終演後 口ずさむ人々に何人も すれ違いましたっけ。

ただ 不幸なことに 日本では ”Mikado”というお題ゆえに 

上演がながらく禁止されていたようですが 

過去秩父市の記念式典で上演されたようです。

もしよろしければ そちらのサイトをご参考にしてください。

なお このサイトでオペラの説明をご覧になる時は

画面の左のメニュー 
オペラ「ミカド」について”に詳しく 記載されております。

ミカドバクストン公演
by ruchikald | 2008-02-28 16:50 | Art