安近短の旅 ~前編~ Hogarth's House
2008年 02月 05日
今回の旅は ロンドンの南西郊外
District lineの”Turnham Green”から 徒歩10分ほどの
Hogarth’s House(ホガース ハウス)と Chiewick House。
前編は ホガース ハウスのご紹介です。
William Hogarth (ウィリアム ホガース 1697年~1764年)はロココの英国画家。
街角に建てられた銅像
除幕式にはなんと ホックニーが式典に招かれたそうです。
英国ではながらく 絵画不毛の時代が続いていましたが
ロココ様式になりやっと英国独自の絵画が生まれ
その一端を担ったのがホガース。
特に当時の世相を痛烈に風刺したシリーズ
”当世風の結婚”が有名。
政略結婚で 愛情のない生活をを続ける上流階級の夫婦。
その不幸な結末を辛辣に描いています。
それ以外にも ”娼婦一代” ”放蕩息子一代”などが残されています。
なんだか 江戸時代の井原 西鶴の世界ですね。
江戸の町人文化も 市井の人々の生態(?)をいきいきと 描くことで
文化が花開いたように
ホガースも辛辣な観察眼を通して
当時の英国の人々の生活も文化にもなりうると
気がついたのかもしれないです。
彼の銅版画に微細に描かれた 人物や事物には
様々な意味合いも含ませていたので
”読む絵画”として 人々の人気を博していたのだそうです。
マンガの走りかもしれませんね、
う~ん こういう経緯からも 日本の浮世絵との共通性が
浮き彫りになります。
なかなか 面白いテーマかもしれません。
このサマー ハウスはロンドンのひどい喧騒と
臭気(!)を逃れるための こじんまりした別荘。
建物入口
裏庭より 建物の前景
部屋のいたるところに ホガースの版画が展示されていてます。
部屋のサイズも現在と比べ物にならないくらい 小さいし
驚くほど質素です。
ホガースは芸術家でありながら 商才もあったようで
シリーズの絵を競売にかけて 値段を釣り上げて ブームをつくり
その絵をもとにした銅板画の予約も受けていたそう。
また 同時に自分の絵のコピーが出回るや
議会に働きかけて 著作権法を制定させるなど
政治的な手腕もあったようです。
ただの 芸術バカじゃ なかったんですね~
2月4日
売り為替
米ドル 107.83
ユーロ 159.65
英ポンド 214.12
日経平均 13,859.70 (+362.54)
2月5日は スーパー チューズデイですね。
というか共和党って 完全に蚊帳の外
オバマさんの応援演説に
なんとシュワルツネッガー州知事夫人(JFKの姪)が出ていたそう。
おいおい シュワルツネッガーって共和党じゃん。
民主党の応援なんかしてて良いのかしら?
District lineの”Turnham Green”から 徒歩10分ほどの
Hogarth’s House(ホガース ハウス)と Chiewick House。
前編は ホガース ハウスのご紹介です。
William Hogarth (ウィリアム ホガース 1697年~1764年)はロココの英国画家。
街角に建てられた銅像
除幕式にはなんと ホックニーが式典に招かれたそうです。
英国ではながらく 絵画不毛の時代が続いていましたが
ロココ様式になりやっと英国独自の絵画が生まれ
その一端を担ったのがホガース。
特に当時の世相を痛烈に風刺したシリーズ
”当世風の結婚”が有名。
政略結婚で 愛情のない生活をを続ける上流階級の夫婦。
その不幸な結末を辛辣に描いています。
それ以外にも ”娼婦一代” ”放蕩息子一代”などが残されています。
なんだか 江戸時代の井原 西鶴の世界ですね。
江戸の町人文化も 市井の人々の生態(?)をいきいきと 描くことで
文化が花開いたように
ホガースも辛辣な観察眼を通して
当時の英国の人々の生活も文化にもなりうると
気がついたのかもしれないです。
彼の銅版画に微細に描かれた 人物や事物には
様々な意味合いも含ませていたので
”読む絵画”として 人々の人気を博していたのだそうです。
マンガの走りかもしれませんね、
う~ん こういう経緯からも 日本の浮世絵との共通性が
浮き彫りになります。
なかなか 面白いテーマかもしれません。
このサマー ハウスはロンドンのひどい喧騒と
臭気(!)を逃れるための こじんまりした別荘。
建物入口
裏庭より 建物の前景
部屋のいたるところに ホガースの版画が展示されていてます。
部屋のサイズも現在と比べ物にならないくらい 小さいし
驚くほど質素です。
ホガースは芸術家でありながら 商才もあったようで
シリーズの絵を競売にかけて 値段を釣り上げて ブームをつくり
その絵をもとにした銅板画の予約も受けていたそう。
また 同時に自分の絵のコピーが出回るや
議会に働きかけて 著作権法を制定させるなど
政治的な手腕もあったようです。
ただの 芸術バカじゃ なかったんですね~
2月4日
売り為替
米ドル 107.83
ユーロ 159.65
英ポンド 214.12
日経平均 13,859.70 (+362.54)
2月5日は スーパー チューズデイですね。
というか共和党って 完全に蚊帳の外
オバマさんの応援演説に
なんとシュワルツネッガー州知事夫人(JFKの姪)が出ていたそう。
おいおい シュワルツネッガーって共和党じゃん。
民主党の応援なんかしてて良いのかしら?
by ruchikald
| 2008-02-05 09:46
| 歴史