2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

Hampstead( ハムステッド )

  ロンドン北部 ハムステッド。

さしづめ日本ならば田園調布というべき

高級住宅がならぶ お上品なエリアです。

日本の駐在員でも アッパークラスな方々がお住まいでして

私たちには高嶺の花。

ということで庶民派代表の我が家

ちょっとセレブな雰囲気を手軽に味わうために 散策してみました。

地下鉄ハムステッド駅を降りて イギリスには珍しい急な坂道を

登りきったてっぺん付近にフェントン ハウスという17世紀に

建てられたお屋敷があります。
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元のオーナーは非常に趣味人で

様々な楽器や 華麗な陶磁器のコレクションが整然と

陳列されています。

建物の裏には 適度に野趣を残したイングリッシュ ガーデンが広がり

さりげない上品さを垣間見ることができました。

私達が訪れたのは今年の7月上旬。 お庭の緑がとても美しかったです。
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この一帯 小高い丘をHolly Hillと称し

他にもお屋敷がひろがり 映画”メアリー ポピンズ”の

ロケ地として使われたそうです。





所変わって ハムステッド一帯には

広大なハムステッド・ヒースの公園がひろがり

人々の憩いの場となっています。

この公園の北部にも Kenwood Houseという貴族のお屋敷が一般公開

されています。

ギリシャ風神殿の非常に豪華な建物
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ここは個人の絵画のコレクション

レンブラントやフェルメールなどで 有名。
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そして 貴族の館にはお約束の 自分の祖先の肖像画が

部屋の至る所に飾られて

自分のルーツの由緒正しさをこれでもかというぐらい 見せつけられます。

建物の裏手は 昔の馬小屋を改造したカフェがあり

ちょっとしたお食事をとることができます。
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また 広大な庭の一角には小さな湖 ( 大きな池?)があり

夏場はコンサートが開催され

人々は芝生に座りながら ピクニック気分で音楽を楽しむそうですよ。
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上流階級のお屋敷は色々な所で解放されているので

現代の一般の人たちが 手軽に鑑賞することができます。

贅沢な空間で 自分たちの時間を過ごすことができる

これもイギリスならではの 余暇の楽しみだといえます。






そこから少し離れたところにフロイトが最晩年 

ロンドンに亡命していた邸宅も公開されています。

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建物の壁面にはブループラーク
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第2次世界大戦中 ウィーンに住んでいたフロイトは

ユダヤ人であったためナチに迫害されて

イギリス政府の招聘で ロンドンに移り住みました。

当時のまま 残された室内

特にフロイトの書斎には 膨大な書籍とともに

趣味で集めた世界各地の おびただしい数の民芸品が置かれています。
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それらが芸術的価値のあるものには見えず

どちらかといえば ガラクタっぽく

彼の人間臭さを示しているようで親近感がわきました。

フロイト博物館からちょっと離れた所にある記念像
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尚 イギリスでは冬季 郊外の博物館や貴族のお屋敷は閉鎖されていることが

多いので訪れる場合は 事前に開館しているかお調べになってくださいね。
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by ruchikald | 2009-12-04 20:30 | 遊び