2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

日々に彩りを

今日は 大雨が降っていますが

やはり日本は温暖化がすすんでいるのか

年々暖かくなっているような・・・





秋のある日

美しいものや芸術に触れて

心の栄養補給をしてきました。



結婚式場の目黒雅叙園で 華道家の假屋崎省吾氏の

"KISEKI~キセキ~”に行ってきました。


初めて目にした作品は 植物を用いた造形アートと言った方が

ふさわしい大がかりなものばかり。

入口の作品 (会場内は撮影禁止でした)
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展示されている会場は 目黒雅叙園内の

東京都指定有形文化財の木造建築 ”百階段”。

昭和の大恐慌のさなかに 贅の限りを尽くし

当時最高の建材、 職人の技の総結集といえる

贅沢な空間です。

99段の階段で結ばれた各部屋は

日本画家の鏑木清方などが意匠を凝らしています。

現在ではこれだけの建物をつくるのは 到底無理でしょうね。

江戸川 乱歩的な非日常の世界に

様々な素材を駆使した作品が彩りを添えてます。





肝心の假屋崎氏の作品の方も

百階段に負けず劣らず絢爛たるもの。

無骨な流木を背景に からまる蔓や あでやかな花・・・・

それぞれの素材が 芸達者な役者のように

絶妙な調和を醸し出しています。

いけばなの作品展というより 

まるで重厚な舞台装置の中で繰り広げられる演劇。

美しくお花を活けるだけでない 

ダイナミックな世界の広がりを感じます。




目黒雅叙園・・・園内は現代の竜宮城のよう

キッチュで不思議な空間
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螺鈿でできたエレベーター
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漆食に色付けした壁絵
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お弟子さんの作品も会場外で展示されていました。
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それから ダンさんと待ち合わせして

東京オペラシティコンサートホールにて

大野和士 指揮

フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団のコンサートへ。

曲目は ショーソン:交響曲変ロ長調 No.20

     ドビッシー:牧神の午後への前奏曲

     サン=サーンス:交響曲第3番 ハ短調 No.78
     (オルガンつき)

現在 世界で大活躍中の大野氏

日本凱旋公演にふさわしい堂々たる指揮ぶりでした。

拝見する度に スケールが大きくなられて

まさに脂がのりにのっているご様子。

フランス的な繊細さを持ちつつ

大胆な表現と色彩が溢れる演奏に酔いしれた夜。







それぞれの彩りが 自分の日常に反映されたらいいなあと

思った一日でした。
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by ruchikald | 2009-11-11 10:24 | 遊び