2009年9月 日本に帰って来たruchika  3年半ぶりの日本に戸惑いながら しばらく英国の記事をアップしていきます。


by ruchikald

イギリスから日本へ ペットの移住

    話は前後しますが ペットの移住について
書いてみようと思います。
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人間の引っ越しは なんとかなるけれど いつも頭を悩ませるのは
ペットの移住。
今回で3回目とはいえ 年齢も11歳と高齢ですし
長時間のフライトにちゃんと耐えられるか 心配。
そして ペットの検疫手続きは国によって違うので 毎回本当に神経を使います。

もちろん 引っ越し業者に代行すれば 
全て手続きはやってくださると思います。
私たちが紹介された業者は 書類作成や健康診断
自宅から空港までの配送 飛行機に搭乗させるまで
すべて含めて £300~400で請け負ってくれるとこと。

確かに慣れているプロにお願いした方が 楽だと思いますが
できればペットも同じ飛行機で渡航したいし 直前まで顔を見ていないと
心配でなりません。
というのも NYからロンドンに移った時に
野獣を空港近くの検疫所でピックアップするために
待っている間 他の飼い主家族が号泣している場面を
たまたま目にしたのです。
その泣き崩れている様子をみて 最愛のペットフライト中になくなったのだろうと
想像してしまいました。
たとえ 手間がかかっても 自分たちの手で日本で連れ帰ってあげたいと
決心したのでした。
とはいえ この手続きは想像以上に大変

簡単にまとめると
①利用するエアライン(日本の場合は 日系のエアラインに限る)に
  ペットの搭乗を知らせる
②日本の動物検疫所に日本入国の事前申請
動物検疫所/ホーム
  犬と猫の輸出をご参照ください。
動物検疫所/犬、猫の日本への入国(指定地域編)
   (渡航日の40日前までに必ず すませること)
③ イギリスの検疫所に申請書を提出して 輸出許可書を交付してもらう
Animal Health
④ 英国居住の場合 最寄りのイギリス政府が認可している 獣医
 (Nominated vet)を検索するサイトはこちら
Animal Health - About us - Contact Us -に出発の24~48時間以内に
   健康診断してもらい 書類を作成してもらう

⑤ 当日は フライトの2時間前までにエアラインのカウンターにて
   ペットの計測を済ませて輸送費用を清算する
   

まず ②の動物検疫所の事前申請でかなり手間取りました。
現在ANIPASという独自のシステムがあり これを利用して
ペットの情報を細かく入力します。 特に手間取ったのは
ワクチンの情報をいれなきゃいけない
だって予防接種の証明書には ワクチンのメーカー名なんて書かれていませんから!
こういう 細かい情報をいれるために
わざわざ獣医に何度も確認しました。

ANIPASでデーターを送ると 先方が受領したというお知らせを
プリントアウトしておきます。
また 日本に到着してから 検疫所でデーターを訂正する場合があるので
自分の登録IDとパスワードは 控える必要があります。


さて ここで 手続きを終えた私は安心しすぎて 
③の手続きはほったらかしにしてました。
というのもイギリスのANIMAL HEALTHの書類を読み間違えており
本当は 手続きに最低10営業日かかるので 
なるべく早く申請をしなければいけないのに
出発の10日前まで届ければいいんだと 勘違いしていたのです。
あー 自分の英語の読解力のなさにほとほと嫌になりました。
のんびり構えている私に ダンさんの”本当に大丈夫?”というダメ出しが入り
よくよく内容を確認すると 期限がギリギリもしくは間に合わないぐらいのタイミングで
かなり慌てました。
ANIMAL HEALTHへの申請はネットでもできますが
おりしも夏休みシーズンなので 本当に大丈夫かヒヤヒヤです。
輸出許可書は 飼い主でなくて 最後の健康診断をしてくださる獣医のもとに
直接送られます。

④いつも診断してもらっている獣医さんは 政府公認のNominated Vet.
このVet.だけが 出国の際の書類を作成できる権利を持っています。
ただし タイミング悪いことに 出発直前にこの方はホリデーに入るので
診断できないと言われてしまい またまた ガーン。
でも 自宅から離れた別の獣医を紹介してくれました。
ここで 安心できなかったのは 健康診断のタイミング。
日本の検疫所は24~48時間以内に検診することを推奨していますが
フライトはイギリスの祭日明けだったので さらに日が開いて
72時間 いえ 結果的には96時間前の診察に予約をとりました。
一応 日本の検疫所の担当者に入国まで時間がかかることを
メールでお知らせして 半ば無理やり許可してもらいました。(ほっ)

健康診断書や各書類の写しを検疫所にメールで送り
日本の検疫所から 書類は不備なしの連絡をもらって一安心。

でも フライト当日の朝の事は バタバタしていて
ほとんど覚えていません。
ほんの1か月前のことなのに・・・・
そこだけ記憶がすこんと抜けてる



フライト前にはあまり食事をとらせないほうがいいという説もあります。
飛行中 吐しゃ物がのどに詰まって 窒息死する可能性があるからと
言われました。
とにかく 水だけは絶やさないようにしてほしいと思ったので
貨物室に乗せる直前まで傍にいて
ケージの状態を確認しました。

結論からいえば イギリスから日本へのペットの輸出の情報は
ほんとうに少ない。
もしこれからイギリスから日本にペットを連れていかれる場合
常にサイトで確認して 最新の手続きをされることをお勧めします。
ただ 英国は狂犬病の履歴がないので 
手続きは煩雑ではないのです。
ただ どの担当者も全体の流れがわかっていないので 
こうだと自信をもって 説明してくれない
その不透明感がとても不安になります。

その一例としてNYからロンドンに入る時
フライトの前に 動物検疫所の書類の認可の後に
エアラインのカーゴに向かいます。
私たちが最後まで 疑問を持ち続けていたのは
イギリスの場合はこの手続きを省いて 健康診断を終えたら
そのままエアラインのカウンターに行っても良いのか?ということ
イギリスは政府公認の獣医の権威が高いので
この流れはありませんが
当の政府公認の獣医さんも 最後に検疫官公認の獣医の検査が必要だと
間違ったことを言って最後まで 私たちは当惑しました。



でも 無事日本に帰れてよかったと思います。



ごくろうさまー
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PS
余談ですが イギリス人に”DOG EXPORT”の手続きが 煩雑で大変なのーと
いったら
これって スラングでかなり お下品な内容なので 言わない方がいいとたしなめられた。
代わりに ”DOG TRAVELING”が適当らしいです。
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by ruchikald | 2009-09-25 22:01 | 引っ越し